ECB元総裁、仏・南欧は「債務削減を」火種に懸念

20.10.2021

欧州中央銀行(ECB)のジャンクロード・トリシェ元総裁は、新型コロナウイルス対策によってフランスや南欧で政府債務残高が急増していることに「コロナ禍が終わったら、目に見える形で債務を減らしていかなければいけない」と警鐘を鳴らした。先進国の債務は高止まりするとの見方があり、次の経済危機の火種になり得るとして危機感を示した。

シンクタンクのフランス国際関係研究所(IFRI)が主催する「世界政策会議」(W…

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